ロイヤル・エンフィールドは日本でもポピュラーなメーカーです。というのも、1950年代の車体が今でも新車で手に入れることが出来る、という特異な英国起源バイクだからです。 しかし、逆に現在でも売られている「ビュレット」以外の車種に関してはファン以外には余り知られていません。そして、トライアンフ、AMCとロイヤル・エンフィールドが張り合った時代があったことも。 今回はロイヤル・エンフィールドです。
ロイヤルエンフィールド社(Royal Enfield, 以下RE)のもとになったのは19世紀半ば、ハントエンドに誕生した「ジョージ・タウンゼント&Co.(George Townsend &Co.)」です。ミシン針や機械部品の生産によって着実に業績を伸ばしたこの会社は1898年に「Enfield Cycle Company」として自転車の生産を始めました。1901年ごろには他社のエンジン(恐らくミネルバエンジンであったと言われています)を用いた、最初のオートバイを製作しています。このときの車体は、ステアリングヘッドにエンジンを搭載した前輪駆動車でした。この車体の生産は1905年に終了し、少し間が 空いて1910年には独自設計の425ccV−ツインエンジン(2.25馬力)を開発します。 このエンジンは、機械式オイルポンプを搭載している点で他社に勝っていました。当時のオイルポンプは手動式であり、乗車中には定期的にポンプをシュコシュコやってオイルを送ってやらなければ、エンジンはすぐに焼き付いてしまったのです。
【Apparatus Criticus】 Royal Enfield (India) http://www.royalenfield.com RoyalEnfield.net http://www.royal-enfield.net Ianchadwick.com http://www.ianchadwick.com Motorcycles of 20th Century http://home.planet.nl/~motors-20th-century/motors.html ※画像並びに文章の引用・転載に際しては原著作者の許諾が必要です。 本稿は現作者の許諾の下に編集製作されています。 各画像をクリックすると、引用元にリンクで飛びます。